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第24回日本川崎病研究会の詳細
開催場所:
京都府立医科大学合同講義室
開催日時:
平成16年11月12日(金)〜13日(土)
事務局:
京都第二赤十字病院小児科(清沢 伸幸)
住所:
〒602-8026 京都市上京区釜座通丸太町上ル春帯町355の5
電話:
電話 075−231−5171(代) FAX 075−256−3451
スケジュール
11月12日(金)
時間
セッション
番号
所属、演者名、演題名
8:10
受付開始
8:35−8:40
開会あいさつ 清沢 伸幸
8:40−9:12
病態1
座長
松原 知代(山口大学医学部生殖・発達・感染医科学小児科)
1
精製モノサイトを用いた急性期患者の遺伝子発現プロファイルの解析
国立成育医療センター研究所 免疫アレルギー研究部 阿部 淳
2
FcγIIIa receptor 158V/F polymorphismと川崎病との関連性
日本医科大学小児科 深澤 隆治
3
川崎病冠動脈病変合併例における末梢血単核球中サイトカイン関連遺伝子発現の検討
九州大学大学院医学研究院成長発達医学分野 古野 憲司
4
CD40L遺伝子多型と川崎病冠動脈病変発生リスクとの相関
独立行政法人理化学研究所 遺伝子多型研究センター・消化器系疾患関連遺伝子研究チーム 尾内 善広
9:12-9:28
治療1
座長
高 永煥(金沢医科大学小児科)
5
川崎病における末梢血CD14陽性単球/マクロファージのFcγ受容体発現に対する免疫グロブリン療法(IVIG)の影響
山口大学医学部小児科 市山 高志
6
川崎病類似動脈炎モデルにおけるヒト免疫グロブリンの治療効果の検討
東邦大学医学部付属大橋病院病理学講座 大原関利章
9:28−10:00
病態2
座長
阿部 淳(国立成育医療センター研究所 免疫アレルギー研究部)
7
川崎病発症に対するIL-17Fの影響
東邦大学医学部 二瓶 浩一
8
川崎病冠動脈瘤における細胞接着分子の免疫組織学的検討
横浜労災病院小児科 三浦 大
9
急性期川崎病冠動脈瘤患者にみられるインビトロ血管内皮細胞管腔形成不全のメカニズム
千葉大学大学院医学研究院小児病態学 東 浩二
10
川崎病後遠隔期における炎症性マーカーの検討:冠動脈障害と高感度CRP値、Serum Amyloid-A値の関連
三重大学医学部小児科 三谷 義英
10:00−10:32
病因
座長
上村 茂(和歌山県立医科大学小児科)
11
川崎病典型例の症状を呈したアデノウイルス3型感染症の1例
泉大津市立病院小児科 宮下 律子
12
アデノウイルス感染症流行期の川崎病
千葉市立海浜病院小児科 地引 利昭
13
ガンマグロブリン療法後に無菌性髄膜炎を発症した川崎病4例
東邦大学第一小児科 監物 靖
14
川崎病患児におけるS. mitis由来ヒト血小板凝集因子(Sm-hPAF)に対する抗体の検討
メデカジャパン総合研究所 大国 壽士
10:32−11:04
症例1
座長
篠原 徹(近畿大学小児科)
15
高度に肝逸脱酵素の上昇を来した川崎病症例の臨床的検討
和歌山県立医科大学小児科 末永 智浩
16
腋窩リンパ節が腫脹した川崎病の一例
沼津市立病院小児科 知念 詩乃
17
MRIで関節滑膜炎が証明された川崎病女児例
倉敷中央病院 北 誠
18
腹部大動脈瘤の1例の自然経過
東京慈恵会医科大学小児科 藤原 優子
11:04−11:28
症例2
座長
土井 拓(京都大学小児科)
19
左室収縮不全をきたした川崎病心筋炎の4例
鹿児島大学大学院医歯学総合研究科小児発達機能病態学分野 吉川 英樹
20
川崎病発症後27年に右冠動脈瘤内血栓の出現した一例
国立循環器センター小児科 津田 悦子
21
川崎病による巨大冠動脈瘤を契機に発見された単一冠動脈の1症例
獨協医科大学小児科 坪井 龍生
11:28−11:52
症例3
座長
荻野廣太郎(関西医科大学附属洛西ニュータウン病院小児科)
22
明らかな川崎病の既往がなく心筋梗塞を来して冠動脈瘤が発見された1例
茨城県立こども病院 室伏 航
23
発熱以外に主要症状を認めない時点で冠動脈病変を認めた生後51日の川崎病の1例
東京臨海病院小児科 藤原 摩耶
24
17歳で発症した川崎病の2例
社会保険紀南綜合病院 渋田 昌一
11:52−12:20
昼食休憩
12:20−13:20
教育講演1
「次世代医療としての血管内医療システムの創製」
座長
浜岡 建城(京都府立医科大学小児疾患研究施設内科部門)
演者
江頭 健輔(九州大学大学院医学部附属病院循環器内科)
13:20−13:40
総会
13:40−14:00
川崎賞授与式・受賞講演
座長
原田 研介(日本大学小児科)
14:00−14:24
検査1
座長
白幡 聡(産業医科大学小児科)
25
川崎病既往児の血清脂質検査−10年間の追跡成績−
堺市医師会学校医会 日下 高志
26
川崎病患児における尿中LDHに関する検討
防衛医科大学校小児科 川村 陽一
27
川崎病患者におけるOxidative Stress markerの急性期以後の推移
東邦大学大森病院 高月 晋一
14:24-14:56
検査2
座長
吉林 宗夫(近畿大学医学部奈良病院小児科)
28
川崎病冠動脈病変における心電図非同期心臓3次元CT画像の有用性
京都府立医科大学大学院医学研究科発達循環病態学 梶山 葉
29
2方法のMagnetic Resonance Coronary Angiographyによる川崎病冠動脈狭窄性病変の評価
東京逓信病院小児科 稲葉利佳子
30
MR Coronary AngiographyのWhole heart imagingによる川崎病冠動脈病変描出の有用性
東京逓信病院放射線科 武村 濃
31
川崎病の頭部血管病変の検討−MRAを用いて−
九州大学小児科 宗内 淳
14:56−15:28
検査3
座長
唐澤 賢祐(日本大学医学部小児科)
32
川崎病冠動脈描出におけるリアルタイム3Dエコーの有用性:冠動脈モデルによる検討
日本大学医学部小児科 宮下 理夫
33
川崎病における心機能障害はE/Eaからみると代償されている
名古屋第二赤十字病院小児科 横山 岳彦
34
遠隔期川崎病冠動脈障害における安静時タリウム・負荷テトロフォスミンDual-Isotope心筋SPECTの有用性
日本大学医学部小児科 唐澤 賢祐
35
安静時血管径別FMD(flow-mediated vasodilatation)から見た川崎病冠動脈障害例の動脈硬化促進性
日本大学医学部小児科 能登 信孝
15:28−15:44
症例4
座長
鈴木 淳子(東京逓信病院小児科)
36
‘超巨大’冠動脈瘤の破裂により死亡した一例−臨床経過−
日本大学医学部小児科 今井 由生
37
巨大冠動脈瘤の破裂による川崎病死亡例−病理学的所見について−
日本大学医学部病理学教室 砂川 恵伸
15:44−16:08
治療2
座長
馬場 清(倉敷中央病院小児科)
38
川崎病による多枝病変に対してハイブリッド治療を施行した1例
久留米大学小児科 菅原 洋子
39
川崎病による冠動脈局所性狭窄に対してローターブレーターが有効であった年少児例
国立循環器病センター小児科 竹川 剛史
40
川崎病の高度石灰化を伴う冠動脈狭窄を認めた2症例に対するPTCRA
北里大学医学部小児科 木村 純人
16:10−18:10
シンポジウム1
「血管内皮障害のエビデンスとその長期予後」
座長
鮎沢 衛(日本大学医学部小児科)
赤木 禎治(岡山大学小児科)
1
急性期での血管内皮障害の病態とリモデリング
千葉大学大学院医学研究院小児病態学 寺井 勝
2
川崎病の遠隔期の血管内皮機能および治療戦略
北里大学小児科 石井 正浩
3
川崎病遠隔期における血管内皮機能の検討―酸化ストレスとの関連―
京都府立医科大学大学院医学研究科発達循環病態学
二星あゆみ
4
ヒト冠動脈の新生内膜増殖・動脈硬化と川崎病血管炎
大阪市立大学大学院病理病態学 上田真喜子
18:40
懇親会
11月13日(土)
8:10
受付開始
8:30−9:02
治療3
座長
野中 善治(昭和大学横浜市北部病院)
41
ガンマグロブリン療法では投与量と効果は相関するか?
昭和大学横浜市北部病院 野中 善治
42
IVIG療法後の血清IgG濃度と治療効果の検討
静岡県立こども病院感染免疫アレルギー科 小尾真喜子
43
川崎病ガンマグロブリン療法(1g/kg/day投与)の解熱時間の検討−スルホ化製剤とpH4酸性処理製剤との比較−
福岡大学小児科 城谷 吾郎
44
不全型川崎病におけるγ−グロブリン(γ-glb)製剤投与前後の発熱期間と冠動脈病変との関係
東京都立墨東病院小児科 三沢 正弘
9:02−9:26
治療4
座長
岩佐 充二(名古屋市第二赤十字病院)
45
川崎病治療におけるガンマグロブリン不応例:臨床像及び予測因子の検討
久留米大学小児科 江上 公康
46
第17回川崎病全国調査資料から見た免疫グロブリン追加投与症例の検討
関西医科大学附属洛西ニュータウン病院小児科 荻野廣太郎
47
川崎病のグロブリン不応例についての治療戦略
名古屋第二赤十字病院 岩佐 充二
9:26−10:06
治療5
座長
馬場 國蔵(西神戸医療センター)
48
ステロイド・パルスとγ−グロブリン併用療法が奏功した川崎病の2例
大阪厚生年金病院 佐野 哲也
49
川崎病治療におけるIVGG、ステロイド併用投与(続報)−前方視的多施設共同研究−
群馬川崎病研究会 井上 佳也
50
免疫グロブリン療法不応の川崎病に対する早期ステロイドパルス療法
東京都立清瀬小児病院循環器科 菅谷 明則
51
ガンマグロブリン不応の川崎病に対するメチルプレドニゾロンパルス療法
東京都立清瀬小児病院循環器科 大木 寛生
52
川崎病に対するメチルプレドニゾロンパルス療法の治療効果
東邦大学大森病院 直井 和之
10:06−10:30
治療6
座長
越後 茂之(国立循環器病センター)
53
IVIG不応例の一例
独立行政法人国立病院機構呉医療センター 堀川 洋子
54
シクロスポリンAが奏功したガンマグロブリン不応川崎病の3例
獨協医科大学病院小児科 白岩 妙子
55
冠動脈拡張を来たしたIVIG抵抗性川崎病の治療−フルルビプロフェン静注の経験
札幌医科大学 早田 航
10:30−11:30
特別講演
「臨床疫学の基礎について」
座長
尾内善四郎(京都府立医科大学名誉教授)
演者
福井 次矢(聖路加国際病院内科)
11:30−11:50
質疑応答
11:50−12:20
昼食休憩
12:20−13:20
教育講演2
「川崎病急性期治療におけるガンマグロブリン製剤の適正な使用法について」
座長
西岡 研哉(大津赤十字病院小児科)
演者
田邉 昇(医療法人今心会理事)
13:20−13:52
疫学1
座長
薗部 友良(日赤医療センター小児科)
56
花粉惹起(誘導)疾患のいくつもの存在を実証する研究の着手の急務−川崎病のtriggerは、花粉であろうという知見を出発点として−川崎病の疫学的研究2 2004年春先の全国のスギやヒノキの花粉飛散数は例年より遥かに少なく、一方、初夏以降高温の続いた各都道府県の他の花粉の飛散数と2004年の川崎病発症数は、毎月どう推移したか。
独立行政法人科学技術振興機構 粟屋 昭
57
出生年別川崎病累積罹患率
福井県河野村診療所 自治医科大学公衆衛生学 河合 邦夫
58
川崎病全国調査初期と最近の主要症状出現状況の比較
自治医科大学公衆衛生学 大木いずみ
59
第17回川崎病全国調査における川崎病容疑例および主要症状数4項目以下の例(広義不全型例)の冠動脈障害の研究
日赤医療センター小児科 薗部 友良
13:52−14:24
疫学2
座長
中村 好一(自治医科大学公衆衛生学)
60
最近10年間の全国調査に基づく不全型の死亡例に関する検討
日本大学医学部小児科 鮎沢 衛
61
日米の川崎病診断基準の比較−第17回全国調査成績を用いて
久留米大学小児科 牟田 広実
62
川崎病患者に対するガンマグロブリン治療の変遷−第13回〜17回全国調査成績より−
自治医科大学公衆衛生学 屋代 真弓
63
全国調査に基づく川崎病急性期治療方針
自治医科大学公衆衛生学 上原 里程
14:24−14:56
管理1
座長
深谷 隆(西神戸医療センター小児科)
64
川崎病成人例に対する超音波検査のガイドライン(案)
西神戸医療センター小児科 深谷 隆
65
冠動脈合併症を有する川崎病患者の長期管理における各種パラメータについての検討
東京都立広尾病院 中村 隆広
66
川崎病の左右冠状動脈起始部の冠動脈瘤に瘤切除、CABG4枝施行した70歳の1例
健康保険岡谷塩嶺病院 畑 博明
67
免疫グロブリン追加投与後の麻疹ワクチン抗体価の推移
横浜労災病院小児科 三浦 大
14:56−15:28
管理2
座長
長嶋 正實(あいち小児保健医療綜合センター)
68
名古屋市川崎病検診にみる「川崎病急性期カード」の有用性
社会保険中京病院小児循環器科 松島 正氣
69
川崎病既往を有する成人女性に対する意識調査〜妊娠・出産を中心に〜
広島市立広島市民病院小児循環器科 木口 久子
70
川崎病による冠動脈障害をもつ患者の出産について
国立循環器病センター小児科 津田 悦子
71
青年期に達した川崎病既往者の健康関連QOL〜SF-36を用いて〜
久留米大学小児科 牟田 広実
15:30−17:30
シンポジウム2
「重症冠動脈後遺症児の医療と今後」
座長
浅井 利夫(東京女子医科大学附属第二病院スポーツ健康医学センター)
浅井 満(川崎病の子供をもつ親の会)
1
冠動脈瘤発生のメカニズムについて
東邦大学医学部付属大橋病院病理学講座 高橋 啓
2
なぜ冠動脈瘤ができたのか 急性期薬物療法の限界は?
東邦大学付属大森病院 小児科学第一講座 佐地 勉
3
退院後の生活で患者が困っている問題は?
川崎病の子供をもつ親の会 小笠原恵子
4
冠動脈後遺症児に対するカテーテル治療および外科治療
日本医科大学小児科 小川 俊一
5
大人になる冠動脈後遺症児は何を思うのか?
川崎病の子供をもつ親の会 橋爪 孝奈
17:30−17:35
閉会あいさつ 清沢 伸幸
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